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昔の名前は アニアス 4

開いた扉の向こう側にあったのは、路線バスほど大きい、オーマの顔でした。




東洋龍といえば、蛇のようにスマートなイメージでしたが、オーマは違いました。ツチノコみたいに太くて短め。映画『ネバーエンディングストーリー』に出てくる、ファルコンというキャラクターにそっくりな体型なのです。




そんな大きな顔を、思いっきり不機嫌な表情にして、インナーセルフホームの暗闇に浮かんでいたのでした。

私 [オーマ、まだいたの!?]

オ […ふん]

私の問いかけに、鼻から大きく息を吐き出すと、プイッと右に顔を逸らしてしまいました。




心配で残ってくれてたのかな?…しかし、見事に




何も無くなっちゃったな。




昼間ちょこちょこ覗いて、覚悟は出来ていましたが、改めて目にするホームは、本当に真っ暗闇でした。ゆっくりと見回していると、左奥の方に、白龍が浮かんでいるのが見えました。




頭に一気に血が上ります。

私 [オーマ!ハートシャクラに行こ!]

オ [えっ!?]

私 [こんなとこ、1秒だって居たくないし!]

オ […う、うん]

私 [あんな白龍も、2度と見たくない!……ん…?]

オ [・・・・・]

チラッと見た白龍の腕の付け根、それに脇の部分に、なにか汚れのようなものがついているのが見えました。




なにあれ?




たんたんさんのセッションで現れた時、純白の姿に目を奪われたのを覚えています。昨晩受け止められたときにも、あんな汚れはありませんでした。




汚れの正体を見極めるべく、集中して見つめます。




色は赤黒い感じ。もしかしたら、血が乾いたのかもしれません。そして形状ですが、点線でした。それが、アーチ状に並んでいるのです。




んんん?あの点線の並び方って、もしかして…




歯型じゃね?




そう、よく漫画やイラストで、ガブリとやられたときに描かれる傷跡に、そっくりでした。




一体誰が!?って…ひとりしか居ませんがな。バッとオーマを見ると、プイッとそっぽを向いたはずの顔を、こちらに向け、目を皿の様に丸くして、私を見ていました。




視線が合った瞬間、慌てて顔を背けようとしましたが、逃がしません。




鼻の脇辺りから伸びる太い髭を、ぎゅっと掴んで引っ張ります。

私 [おおおまああああええええかあああ!!

オ […ひいっ!]

私 [お前が噛み付いたのか!?]

オ [だっだっだって… あいつ hisa なかせた…]

私 [泣かせたから何だ!!] 

オ [hisa なかす わるいこと…だから]

私 [だからって、噛み付いていいのか!?]

オ [だって だって]

私 [だってじゃない!!!]

信じられない展開でした。




まあ、牙も爪もあるから、攻撃は出来るでしょうが…。にしても、インナーセルフを噛むか?




…そう、インナーセルフなんですよね。

私 [オーマよ、いくら腹が立っても、相手を傷つけるのはダメ。…それにね]

オ […はい]

私 [あの白龍、私だからね]

オ [?????]

私 [インナーセルフといって、内なる自分。私なのよ]

オ [?????]

私 [・・・・・]

オ [?????]

私 [とりあえず、ハートにお帰り]

オ [ええええ…]

一生懸命考えているような顔でしたが、理解できずに、ぷすぷすと煙が出そうな雰囲気だったので、先にハートシャクラへ帰しました。




来たときの勢いが嘘の様に、よたよた飛んで行く後姿を見送った後、白龍を見つめました。




数分前、2度と見たくない!と思っていたのに、今はとても冷静で落ち着いていました。




とりあえず、あの傷を治そう…。




昨晩は落下してしまった暗闇。ふわりと浮くイメージを持って一歩踏み出します。今度は落ちません。そのまま白龍のところまで、飛んで行きました。




近くで見ると、やっぱり噛み傷でした。そっと手を伸ばして、ヒーリングします。

私 […痛い?]

白 [大丈夫ですよ]

私 [なんか、ごめんね]

白 [いいのです]

白龍は、とても穏やかでした。




ヒーリングしながら、昔読んだ話を思い出していました。私が石にハマる切欠になったショップの設立時の話。




ショップを創めるに当たって、デザイナーさんが、それまで勤めていたお店をやめることになったのですが、それを快く思わなかった社長が、かなり酷い嫌がらせをしたのだそうです。




それは、デザイナーさん本人に留まらず、石の卸しさんや、デザイナーさんを慕っていた顧客にも及んだのだそうです。




デザイナーさんは激怒しましたが、それ以上に激怒したのが、卸しさんや顧客の皆さんだったそうで、みんな、デザイナーさんを擁護し、社長を非難したのだそうです。…結果




デザイナーさんの怒りは、消えてしまいました。みなさんの怒りが、デザイナーさんを護る、愛に満ちたものだったから…。




今、私の心が静まっているのも、きっとそれと同じ事なんだと思いました。




オーマが怒ってくれたから…、だから私は、白龍と向き合うことができたんだ。







夏至が~

終わる~><

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Author:hisa0622
ゆるゆるっとヒーラーを目指しています(多分)。ただ今、順調に迷走中。

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