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体内シャクラ浄化ツアー 5

オ [ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…]

私 […?]

突然現れたオジサンは、しっかりと膝を抱えた姿勢で、壁の方を真っ直ぐ見据えたまま、何かを呟き続けていました。




嫌な予感と悪寒で動けずにいた私は、その呟きを聞き取ろうと、そっと顔を近づけます。

オ [ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…]

私 […?]

いくら聞き耳を立てても何を言っているのか解らなかったのですが、集中した時に[ぶつぶつ]とは別の言葉が、テレパシーのように伝わってきました。

オ [ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…(…いつも……ひとり…さびしい…だれも…きづいて…くれない……さびしい…さびしい…だれとも…はなせない…さびしい…さびしい…)]

私 […!]

オ [ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…(でも…あのこ…てふって…くれた……うれしい…わらって…くれた……うれしい…あのこ……すき…あのこ…どこ…あのこ…どこ…)]

私 [・・・・・]

…だから、会いに行ったのか。




なんとなく事情はわかりましたが、さてこのオジサンを、どうしたものか。ガイド系の存在ではないので、このまま居ていただく訳にはいきません。




考えつつ、ボケーッと聞いていると

オ [ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…あのこ…どこ……あのこ…あいたい…どこ…どこ…どこおおおお…!?

私 [!!!!!

それまで壁を向いたままだった顔を、いきなりこちらに向けたのです。




その顔は、テレビで見たのと同じように




目(眼球)がありませんでした。




オジサンを認識した瞬間から感じていたのとは比べ物にならない恐怖と寒気が、全身を駆け抜けます。反射的に体を起こして逃げようとしたのですが、両手で服を掴まれてしまいました。




パニック寸前。




オジサンは両膝立ちで私の真ん前にいて、すがりつくように、服の腰の辺りを、しっかりと掴んでいたのです。




私の顔を見つめ、声にならない声をあげながら、さらに上のほうに手を伸ばしてきます。このままでは、立ち上がられるか、私が引きずり倒されるか…。




どっちもいやだああああ!誰か助けて!!!




東 [使え!

私 […東次!?]

声と同時に、左手が硬い棒のようなものを握りました。




それは、お坊様が持つような錫杖でした。確か東次が持っていたのを覚えています。

私 [あ、ありがと!…って、……どうやって使えばいいの?]

しばし、記憶を手繰り寄せます。

 >もうダメだ!と思った次の瞬間…

 >ドスッ!


 >鈍い音がして、東次の胸の中心辺りから、先の尖った鉄の棒が生えました。それと同時に大きくのけぞって天を仰ぐ東次。


 >胸から生えた…というより、後方から突き刺さった鉄の棒は、東次の体を引き裂きながら上方向へ移動し、首筋辺りで外へ抜けました。


 >断末魔の悲鳴を上げながら、消え去るゾンビ東次。その後ろにいたのは、お坊様が持つような錫杖を構えた、いつもの東次でした。

回想終了。




ああ~そっかあ!オジサンを刺せばいいんだあ♪









無理orz

いやじゃああ!それだけはいやじゃあああ!!だって、このオジサン…




実写なんだものお…(号泣)。




過去、天照様やものみを日本刀で切ろうとしましたが、アニメイラストテイストのイメージだからこそ、そうしようと思ったわけで、実写イメージの人間に、そんなことはできません。




ぐずぐずしていると、オジサンの手が肩を掴みました。

オ [おおぉぉおおおおおぉぉ…]

私 [ひいいいっ!]

キ [ガオウウウ!!]

私 [キロ!!]

悲鳴を上げた瞬間、キロがオジサンに体当たり。ひっくり返って、少しだけ離れました。




キロは唸り声を上げながら、そのままオジサンを抑えようとしてくれたのですが、




信じられない速さですり抜け、先ほどと同じ体勢に戻ってきたのです。




もうだめだ…。




やらなきゃ、やられる…。




覚悟を決めて、錫杖を両手で握りしました。できるだけ高く持ち上げると、オジサンめがけて降下させたのです。




杖の先端は、オジサンの眉間部分に突き刺さりました。イメージのはずなのに、両腕には少しだけ突き刺した感覚がありました。




掴んでいた服を離し、その場にへたり込むオジサン…。解放された私は、震える足を押さえながら、ゆっくり後ずさりしました。




と、杖が刺さった周囲に、幾本もの亀裂が入り始めたのです。




顔中が亀裂で覆われると、首や体にも順番に広がっていき、とうとう全身が亀裂だらけになってしまいました。




そして、サラサラと崩れていったのです。




ものみの時と違い、嫌なものが残ろうとしているようには感じませんでした。ただただ、静かに崩れるだけ。




そして、オジサンの外殻が消え去った跡に残っていたのは




力強く輝く、光の珠でした。




私のイメージの世界では、光で表すものが結構あります。浄化やヒーリング、杏ちゃんが人間に変身した時のような魔法もそうです。




でも、オジサンが残した光の輝きは、他のどれをも凌ぐものでした。




これは…なんだろう。タマシイの輝き?タマシイは、さっきのオジサンか?だとしたら、これは




人の本質…とかいうものなのかしら。




だとしたら、本質の輝きは




何よりも強く、何よりも美しく、何よりも心が震える…。




見ているだけで、涙が出ました。

杏 [ひかりに返して差し上げてください]

私 […はい]

そっと跪き、両手で丁寧に持ち上げると、浄化も何もしていないのに、さらさらと消えていきました。




さよなら、オジサン。乱暴してしまって、ごめんなさい。




どうかもう、迷ったりしませんように…。




怖い怖い出来事でしたが、思わぬ勉強をさせていただきました。




それと同時に、浮島で結界を張りながらも錫杖を送ってくれた東次、身を挺して護ってくれるキロ、冷静に指示をくれる杏ちゃんに、改めて感謝したのでした。







給食開始です。

やっと昼食作りから解放されました。

精神世界

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No title

一件落着で良かったです。
なんだかホッとしました。

間があいてしまいましたが、先日のスピ会ではご一緒できて良かったです。

拍手だけの読み逃げですが、ご自分の体験をシェアしていただくのはとてもありがたいです。

自分がまだイメージが一瞬浮かぶだけなので(もしくは自分で思い浮かべているだけ)、他の方の色々な体験を読ませていただくのはとてもありがたいのです。

更新楽しみにしています。(もちろんhisaさんのペースでお願いします。)
いつもありがとうございます。

またのスピチャ会等の機会でご一緒できましたらよろしくお願いします。

ありがとうございます

鍵コメさま


コメント、ありがとうございます。
とても勉強になりました^-^

Re: No title

hinyaさん


コメント、ありがとうございます!


スピ会は、ぼけ~っとロムっておりました^^;
みなさん、とても楽しそうでしたね。


自業自得から、どうしようもない失態話のオンパレードですが、
「コイツ、また、やらかしたのか~」などと笑ってやってください。


ちょこっとでも、お役に立つ部分があれば、幸いでございます。


年度初めでバタバタしたり、気分が乗らないときもあり、
マイペース更新ではありますが、生温かい目で見守っていただければと思います。


よろしくお願いいたします。
Secre

☆かぞく募集中☆

プロフィール

hisa0622

Author:hisa0622
ゆるゆるっとヒーラーを目指しています(多分)。ただ今、順調に迷走中。

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