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洩矢の姫さま 2

我がインナーセルフ、もりやも綺麗な白蛇でした。途中、羽根が生えたり装飾が増えたりして、神秘的度もアップしたと思います。




でもやっぱり、『もーちゃん』なのです。




大声で名前を呼んだり、鼻先にハグして挨拶したり、頭の上に乗って散歩することが出来るのです。




でも、この白蛇さんは全く違う。




もりやと同じことは絶対にできない…。というか、今一歩一歩近づいている事、その姿を目にしている事にすら、恐れ多さを感じてしまうのです。




圧倒的な美しさと存在感、そして畏怖。はっきり言って、格が違いました。




…こわい。うつくしすぎて、こわい。にげだしたいのに、にげられない。




息が苦しくて、体も震えます。それなのに、足は歩くのを止めない。まるで、催眠術にでもかかったみたいに、ふらふらと白蛇さんに向って、歩み寄っていきました。




と、その時




白蛇さんが羽織っていた着物の裾あたりから、ピンポン玉みたいなものが、私めがけて凄いスピードで飛んできました。




ビックリして足を止めると、私の体の周りを2周ほどまわって、顔の前で止まりました。

? [シャアアアアアアア]

私 [!?]

目の前のピンポン玉から響く音。確かめようと、よく見てみるとそれは




蛇の頭でした。




私を睨みつけて、牙をむいて威嚇しています。私の体の周りには、蛇の胴体が浮いていました。その気になれば、いつでも巻きついて、締め上げる事ができるでしょう。




…この蛇、洩矢神さまの眷属なんだな。私が主に近づいていいのか、見ているのかもしれない。




このまま進むことは出来ません。深呼吸しながら心を静めます。瞳を逸らさず、じっと見つめながら、お許しが出るのをひたすら待ちました。




どれくらい睨み合っていたでしょうか。お供の蛇さんは威嚇を止めると、シュルシュルと着物の中に帰っていかれました。




ほっと胸をなでおろしながら、また白蛇さんに向って歩き出します。




1Mくらいまで近づいた時、白蛇さんは人間に姿を変えました。十二単を着た、平安時代の姫君のお姿です。先ほど羽織っていた着物は、一番外側で、白い肌によく映えていました。




また、着物と同じくらい長く美しい黒髪が印象的でした。




…見とれちゃいけないんだけど、やっぱり見とれる。

私 [・・・・・]

洩 [近こう…]

私 [あああ、はい!すみません!!]

洩 […(くすっ)]




ド緊張で挨拶する間、洩矢のお姫さまは、じっと私を見つめていました。なにか、言葉をかけてくださった気がするのですが、聞き取る事ができず…orz




ただ、とても優しそうに微笑んでいてくださったので、なんとかご挨拶することができました。




私が話し終えると、視線を右下へ落とす姫さま。その方向には、たしか細長い箱があったはずです。




そういえば、最初に会ったときにも箱を見ていたよな…。いったい何が入っているのかしら?




姫さまの真似をして、視線を落とします。箱の内側には、サテンのような光沢のある布が、ゆったりと貼られていました。その中に居たのは




エマでした。




庭園と同じく眠っていて、胸の上で手を組んでいました。箱が、テレビで見た棺桶にそっくりなので、一瞬死んでいるのかと思ってしまいました。

私 [エ、エマちゃん!?なんでここに???]

洩 [・・・・・]

私 [下で寝ていたはずなのに…]

洩 [この子は…]

私 [えっ?]

洩 [宝じゃ]

私 [???]

そんなふうに言いながら、優しくエマの髪を撫でる姫さま。




宝?エマが???




言葉の真意は全くわかりませんが、とりあえず大切にしてくださっているのは確かなようです。




こうして、庭園の空にフワフワ浮かぶ浮島に、エマと山を登った白狼のキロ、エマが不思議に懐いた天狗の東次、エマを宝だと言う洩矢の姫さま、今のところ関係がわからない白狐の杏ちゃんが集まったのでした。







ブログを書いていて、長々とひらがなが続いてしまうと読みにくくなるので、句読点で切ったり、漢字やカタカナを使うようにしていたんです。

で、『もりや』もどうにかしたいと思い、洩矢神さまの姿をしているんだから『洩矢』と書こうと思ったんですが、結局出来ないままでした。

漢字で書くくらい、なんで出来ないんだー!と思ったのですが、姫さまが来られてからは、漢字にしなくて良かったなと、ちょこっと安心しました。

もしかしたら、もりやが[使っちゃダメ!]って、止めてくれていたのかもしれません。

ちなみにカタカナも考えたんですが、ヤモリに見えちゃうので早々に却下になりました^^;

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ゆるゆるっとヒーラーを目指しています(多分)。ただ今、順調に迷走中。

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