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天狗登場 2

あの[きゃああああああああ♪]は悲鳴というより、歓声…。それはエマの、少女マンガイラスト顔負けの、キラキラした瞳が物語っていました。




どうしよう。この凶悪天狗に、無茶苦茶ときめいてる…orz




どうしようか考えるヒマもなく、エマが走り出しました。もちろん、天狗に向かって一直線です。




止めようとした私を弾き飛ばして、東次に抱きつくエマちゃん。着物をぎゅっと握り締めて、ぴょんぴょんとジャンプしながら、キラキラの視線を顔にぶつけています。




東次は、相変わらず鋭い目つき。私たちに向けていた睨みを、今度はエマに向けました。




…エマが危ない!!

私 [エマちゃ~ん、こっちおいで~!危ないから~!]

エ [え~、やだ~]

私 [知らない人に近づいちゃいけないんだよ~。知ってるでしょ~]

エ [しらな~い]

21世紀の常識、通じず。

私 [ほ、ほら~、おじさん怒ってるんだよ~。だから、あぶないよ~]

エ [だいじょうぶだよ~。おともだちだもん♪]

私 [エマちゃん、知ってるの?]

エ [わかんな~い]

…お前は、ローラか。




頑張って説得するも、全く応じてくれないエマちゃん。と、そのとき、東次が腕組みを解いて、彼女を抱き上げました。




自分の顔の高さまで持ち上げ、睨みつけています。これは、いよいよヤバイ予感!

私 [ちょっと!その子に危害加えたら、ただじゃ済まないからね!]

東 [・・・・・]

私 [無視かよ!いいから、エマを離しなさい!!]

東 [・・・・・]

わめき散らす私を完全無視で、エマを睨みつける東次。




私 [エマを、離せ!!]

声を荒げた時、エマを持ち上げている腕が、少しだけ下がりました。ほっとした次の瞬間、思いっきり上に上がる東次の両腕。そして、勢いよく空中に放り出されるエマ。




私 [わあああああああああああ!!!]




東次の手を離れ、宙を舞うエマ。その高さ…









30センチ。

私 [あ あ あ?]




フワッと宙を舞ったエマの体は、すぐさま落下を始めますが、それを優しく受け止める東次。

私 [あ…あ?]

エ [いまの、おもしろ~い♪]

…これ、もしかして、高い高いじゃね?ちょっと大きくなった子に、パパさんがやるような、ダイナミック高い高い。




一気に力が抜けて、へたり込む私。2人の会話だけが耳に入ってきます。

エ [きゃはははは!もっともっと~!]

東 [おお、そうか!楽しいか!]

エ [うん、おもしろ~い♪]

東 [こうか?]

エ [もういっか~い♪]

なんか、超楽しそうなんですけど…。




がんばって立ち上がった私の目に飛び込んできたのは、はしゃぎまくるエマちゃんと




デレデレ顔の東次でした。




エ [もっと、もっと~♪]

東 [こうか?](デレデレ)

私 (; ゚ ロ゚)

も (; ゚ ロ゚)

エ [もっと、たかく~♪]

東 [もっとか?](デレデレ)

私 (; ゚ ロ゚)

も (; ゚ ロ゚)

エ [きゃはははは♪]

東 [がはははは!]

私 (; ゚ ロ゚)

も (; ゚ ロ゚)

…ロリコンか。




唖然とした表情で見つめる私たちに気付くと、東次は高い高いをやめて、エマをしっかり抱きしめると、庭園の空へ羽ばたきました。




先ほどの、マッハみたいなスピードが嘘みたいな優しい飛び方です。庭園に響き渡る、エマちゃんの歓声。




…私たちは、悲鳴すらあげられなかったというのにorz




縦横無尽に飛び回る東次を見上げていると、柔らかい毛が足に触れました。いつの間にか、キロが足元に来ていたのです。

私 [いいの?あれ]

キ [大丈夫。楽しそう]

キロが笑っているってことは、大丈夫なのか。




まだまだ降りてこなそうなので、キロに別れを告げて意識を戻しました。




いつも、ほとんど寝落ちなのですが、この夜は旦那の号令で早く寝た(いつもは余裕で起きている時間)のと、天狗出現に驚いたのとで目が冴えてしまったので、起きだしてパソコンに向いました。




ブログを書き途中、コッソリ意識を向けてみると、まだ2人で飛び回っている様子…。




あの東次とかいうの、このまま居着くのかしら。




エマには優しいのに、私ともりやには厳しい天狗の東次。これがこの先、いろいろ教わる事になる東次との出会いでした。







知らない人にはついて行かない。

これ、常識だと思っていたんですが、もう古いらしいです。

今の常識は、『知っている人にもついていかない』。

「僕は、あなたのお母さんの親友で、小さい頃によく遊んだんだけど、…覚えていないかな~」などと知り合いを装う新手口が横行しているのだとか。

先日テレビで見て、凄く悲しくなりました。

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ゆるゆるっとヒーラーを目指しています(多分)。ただ今、順調に迷走中。

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