2013.02.03
昔の名前はエマ(?) 2
ピピピピピピピピピー!
!!! 携帯のアラームで目が覚めました。
…なんだったんだ、昨夜のは。子供達を学校に送りだした後、がんばって思い出してみます。
空間は赤黒くて暗い感じ。でも、クリアではなくて土煙のような砂埃のようなものが舞っていて、ぼんやりとしていました。
足元に広がっていた、人骨たち。完全な一人分の骨というより、腕だけ・足だけ・上半身だけ・頭蓋骨だけみたいに、バラバラでした。あと、骨だけじゃなくて壊れた甲冑とか破れた着物の切れ端、折れた矢とか刀なんかも、あちこちに刺さってたっけ…。
大昔の戦争のあとみたいだな。ああいうのも、なにか過去世に関係あったりするのかな。
日本が平和になったのなんて、つい最近の事です。戦国時代には戦が繰り返され、あんなふうに無数の人骨が野ざらしになった光景だって珍しくはなかったでしょう。
そういう時代に、生きた事もあったんだろうか…。
+ + + + +
その日の夜、大きく深呼吸してからインナーセルフホームに向かいました。もりやは心配そうな、そしてエマはふてくされた表情で、出迎えてくれました。
これから、もう一度あの場所へ行きます。今度こそ成功させないと、また串刺しになってしまいます(イメージなので痛くはないのですが^^;)。
事情を知っていそうなもりやと、入念に打ち合わせ。
私 [昨日は、どうしてダメだったの?]
も [骨ではないのです。違う物。骨の山の中に、あるはずです]
そういうことは、先に言え。
結局、答えを教えてもらえないまま出発し、海溝の底の白砂まで到着しました。
私 [大丈夫かな…]
も [大丈夫。落ち着いて!]
まあ、昨日みたいな初見じゃないから、少しだけ余裕があります。超えられないと思っていた壁を、何度も乗り越えてきたんだから、今回だってきっと大丈夫!
白砂に飲み込まれて、気が付くと赤黒い空間に座っていました。足元には人骨。昨日と同じ場所のようです。
早速、骨を掻き分け、『足元に落ちている、骨ではない何か』とやらを探し始めました。掘れども掘れども、手に触れる感触は骨ばかり。
今日もダメか…と思った時、薄く硬く冷たい何かが指先に触れました。骨とは明らかに違う感触です。思いっきり掴んで引っ張りあげると、小型の日本刀でした。
これか?これでいいのか!?
考える暇はありませんでした。もりやの羽根のネックレスを柄の部分に巻き付けて、両手で持つと、高く高く掲げました。
と、羽根が強烈な光を放ちました。次の瞬間、ゴーッという音と共に無茶苦茶な強風が、足元から上に向かって吹き上げたのです。人骨や着物の切れ端が、風に煽られて舞い上がります。
や、違う…!ただの風じゃなくて、吸い込んでる!!
よくよく見てみると、もりやの羽根が光りながら、散らばった骨や、辺りに漂っている砂煙を、掃除機のように吸い込んでいるのです。
全てが無くなるまでに、そんなに時間はかかりませんでした。吸い込み終わると、小刀は立派な日本刀になっていました。私の周囲には風も光も無くなって、ただただ何も無い赤黒い空間が広がるだけ。
と思ったのですが、少し離れた場所に何かあります。
近づいてみると、それは人骨でした。まわりに散らばっていたものとは違い、頭蓋骨から足の骨まで一人分揃っていて、ガラスのような透明なケースに入っていました。
花、あげましょね。…花?花なんて、持って
いました。いつの間にか、右手には先ほどの日本刀、そして左手には白い花を握っていました。
ケースの上に置こうと思いましたが、手はケースを通り抜けられたので、胸の辺りに花を置きました。すると骨がパーッと光り、着物をきた女性の姿になりましたが、だんだんと透明になっていき、やがて消えてしまいました。
これは…成功したのかな?
+ + + + +
よっしゃ!じゃあ、エマちゃんの過去世をサクッとみちゃいましょうかねえ♪
数日後、鼻息荒く気合充分で行なった、パストライフ・アセンション。がしかし
見えぬ…。
ちょっと、これはもう本格的に、もりもり詐欺ですよ。あんなに強く、エマの過去世に関するブロック解除をお願いしたのに!そして頑張ってミッションクリアしたのに!見られないって、どーゆーことよ!!!
いろいろと手を変え品を変えて挑戦しましたが、パストライフアセンションだけは、どうしても成功してくれませんでした。
そのうちに夏休みに入ってしまい、一人の時間がとれなくなり、またサインの連続で伊勢に行ったりと忙しくなって、ワークはやらなくなってしまいました。
あまり執着しすぎるのも、良くないだろう…と思ったのもありますが。
お伊勢参り後、インナーセルフホーム変化のメッセージにて、ちょこちょこ再開したワーク。そこで行なったコンシャスネス・アレイで、もりやが教えてくれたのは『自分を信じる事』と『手帳の活用』でした。
ホンマかいな…。
半信半疑なまま、ほとんど使っていなかった手帳を活用しだして一ヶ月ちょっと。
エマちゃんの過去世を見ることができたのは、m☆さんの早稲田のサロンでのセッションでした。
やっと登場しました日本刀。
この刀で回想録 最終回、もりやに誓いを立てました。
そして京都に泊まった翌朝、天照大御神さまを成敗しようとしたのも、この刀だったりします^^;
!!! 携帯のアラームで目が覚めました。
…なんだったんだ、昨夜のは。子供達を学校に送りだした後、がんばって思い出してみます。
空間は赤黒くて暗い感じ。でも、クリアではなくて土煙のような砂埃のようなものが舞っていて、ぼんやりとしていました。
足元に広がっていた、人骨たち。完全な一人分の骨というより、腕だけ・足だけ・上半身だけ・頭蓋骨だけみたいに、バラバラでした。あと、骨だけじゃなくて壊れた甲冑とか破れた着物の切れ端、折れた矢とか刀なんかも、あちこちに刺さってたっけ…。
大昔の戦争のあとみたいだな。ああいうのも、なにか過去世に関係あったりするのかな。
日本が平和になったのなんて、つい最近の事です。戦国時代には戦が繰り返され、あんなふうに無数の人骨が野ざらしになった光景だって珍しくはなかったでしょう。
そういう時代に、生きた事もあったんだろうか…。
+ + + + +
その日の夜、大きく深呼吸してからインナーセルフホームに向かいました。もりやは心配そうな、そしてエマはふてくされた表情で、出迎えてくれました。
これから、もう一度あの場所へ行きます。今度こそ成功させないと、また串刺しになってしまいます(イメージなので痛くはないのですが^^;)。
事情を知っていそうなもりやと、入念に打ち合わせ。
私 [昨日は、どうしてダメだったの?]
も [骨ではないのです。違う物。骨の山の中に、あるはずです]
そういうことは、先に言え。
結局、答えを教えてもらえないまま出発し、海溝の底の白砂まで到着しました。
私 [大丈夫かな…]
も [大丈夫。落ち着いて!]
まあ、昨日みたいな初見じゃないから、少しだけ余裕があります。超えられないと思っていた壁を、何度も乗り越えてきたんだから、今回だってきっと大丈夫!
白砂に飲み込まれて、気が付くと赤黒い空間に座っていました。足元には人骨。昨日と同じ場所のようです。
早速、骨を掻き分け、『足元に落ちている、骨ではない何か』とやらを探し始めました。掘れども掘れども、手に触れる感触は骨ばかり。
今日もダメか…と思った時、薄く硬く冷たい何かが指先に触れました。骨とは明らかに違う感触です。思いっきり掴んで引っ張りあげると、小型の日本刀でした。
これか?これでいいのか!?
考える暇はありませんでした。もりやの羽根のネックレスを柄の部分に巻き付けて、両手で持つと、高く高く掲げました。
と、羽根が強烈な光を放ちました。次の瞬間、ゴーッという音と共に無茶苦茶な強風が、足元から上に向かって吹き上げたのです。人骨や着物の切れ端が、風に煽られて舞い上がります。
や、違う…!ただの風じゃなくて、吸い込んでる!!
よくよく見てみると、もりやの羽根が光りながら、散らばった骨や、辺りに漂っている砂煙を、掃除機のように吸い込んでいるのです。
全てが無くなるまでに、そんなに時間はかかりませんでした。吸い込み終わると、小刀は立派な日本刀になっていました。私の周囲には風も光も無くなって、ただただ何も無い赤黒い空間が広がるだけ。
と思ったのですが、少し離れた場所に何かあります。
近づいてみると、それは人骨でした。まわりに散らばっていたものとは違い、頭蓋骨から足の骨まで一人分揃っていて、ガラスのような透明なケースに入っていました。
花、あげましょね。…花?花なんて、持って
いました。いつの間にか、右手には先ほどの日本刀、そして左手には白い花を握っていました。
ケースの上に置こうと思いましたが、手はケースを通り抜けられたので、胸の辺りに花を置きました。すると骨がパーッと光り、着物をきた女性の姿になりましたが、だんだんと透明になっていき、やがて消えてしまいました。
これは…成功したのかな?
+ + + + +
よっしゃ!じゃあ、エマちゃんの過去世をサクッとみちゃいましょうかねえ♪
数日後、鼻息荒く気合充分で行なった、パストライフ・アセンション。がしかし
見えぬ…。
ちょっと、これはもう本格的に、もりもり詐欺ですよ。あんなに強く、エマの過去世に関するブロック解除をお願いしたのに!そして頑張ってミッションクリアしたのに!見られないって、どーゆーことよ!!!
いろいろと手を変え品を変えて挑戦しましたが、パストライフアセンションだけは、どうしても成功してくれませんでした。
そのうちに夏休みに入ってしまい、一人の時間がとれなくなり、またサインの連続で伊勢に行ったりと忙しくなって、ワークはやらなくなってしまいました。
あまり執着しすぎるのも、良くないだろう…と思ったのもありますが。
お伊勢参り後、インナーセルフホーム変化のメッセージにて、ちょこちょこ再開したワーク。そこで行なったコンシャスネス・アレイで、もりやが教えてくれたのは『自分を信じる事』と『手帳の活用』でした。
ホンマかいな…。
半信半疑なまま、ほとんど使っていなかった手帳を活用しだして一ヶ月ちょっと。
エマちゃんの過去世を見ることができたのは、m☆さんの早稲田のサロンでのセッションでした。
やっと登場しました日本刀。
この刀で回想録 最終回、もりやに誓いを立てました。
そして京都に泊まった翌朝、天照大御神さまを成敗しようとしたのも、この刀だったりします^^;
スポンサーサイト