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京都へ 5

レースのカーテンから差し込む朝日で、目を覚ましました。




ああ、そうだ。京都に泊まったんだっけ…。




昨晩は寝不足と歩き疲れで、駅弁をかき込んだ後、早々に眠ってしまっていました。せっかくホテルに泊まったんだからと、シャワーを浴びてスッキリすることにしました。




着替えを終えて、髪も乾かしてから、ベッドに腰掛けました。




さて、この後どうしようかしら…。




参拝は全て終わったので、普通ならこのまま新幹線で帰るべきでしょう。天気もいいし、今日はちゃんと走っているはず。




でもここで、貧乏根性が顔を覗かせます。




せっかく時間があるんだから、もうちょい観光してもいいんじゃね?2時間位だったら、子供達が学校から帰る前に、家に戻れるはず…。




観光といっても、京都でどこに行くかなんて、全く決まっていません。観光ガイドを見てみても、心惹かれる場所はありません。




となると、行ってみたいのは昨日行った、晴明神社だ!




私は普段、神社にお参りに行っても、御札やお守りは買わないんですが、晴明神社でどうしても欲しいお守りがあったんです。結局、買わずに次の八坂神社へ行ったのですが、それを後悔していました。




でも、このまま帰るべきか。それとも行っていいか…。迷った私は、もりやに聞いてみる事にしました。




ベッドに腰掛けたまま目を閉じ、意識をインナーセルフホームに落としていきます。



現れたのは、白い大蛇のもりや。

私 [おーーい、もーーちゃーーん!!]

も [・・・・・]

私 [あれ?もーちゃん??]

も [・・・・・]

が、何か様子が変です。




いつも出掛けていくと、顔を近づけて挨拶してくれるのに、今回は虚ろな感じで空中を見つめたまま、ピクリとも動きません。




…久々に失敗しちゃったか?でも…。




失敗した場合は、さっさと引き上げて、やり直しをするのですが、この時あることが気になったので、そのまま観察する事にしました。




気になった事とは、もりやが異常に白い事。




元々白蛇なので白いのは白いんですが、この時のもりやは、輝くような眩しいような『驚きの白さ』でした。




むうう。なんでこんなに白いんだ?この白さ、どこかで見た気が…。しばし観察を続けていると、その思い出がスッと蘇りました。




あああ、そうだ!鈴木その子さんだ!!




十数年前、『美白の女王』として連日テレビに出ていた、鈴木その子さん。ホワイトメイクをバッチリ決めているから、それだけでも白いのに、真っ白なライトを顔にあてていたので、眩しいような白さだったのです。




鈴木その子さんの顔の白さと、もりやの白さが、とてもよく似ている…。ということは、私の後ろから何か強烈な光が、もりやにあたっているのでしょう。




だって私の足元にも、こんなに濃い影が出来ている…。




もりやの注意を引き付けて『驚きに白さ』にし、普段感知しない自分の影を、感知させるほどハッキリと浮かび上がらせている原因が、私の後ろにいる。




いったい何が…?




ゆっくりと振り返ると、強烈な光がありました。手で光を遮り目を細めながら、頑張って見ていると、はるか上空にある光の中心に、女の人がいるのが見えました。




浦島太郎に出てくる竜宮城の乙姫様のような、ヒラヒラとした和風の衣装を纏った女性です。

私 [だっ…誰!?]

も [天照大御神さまです…]

もりやが、うっとりと空中を見たまま、教えてくれました。




私 [ふうううん…]

女性を見つめたまま、だらりと力なく下げていた右手を、へその高さまで持ち上げます。

私 [そうなんだ…]

刀!と思った瞬間に現れた日本刀の柄を、右手、そして左手でしっかりと握り締めて振り上げると、奇声を上げながら、空中に浮かんだ女性に向かって走り出しました。




成!敗!




と、5歩も進まないうちに、まったく動けなくなってしまいました。振り向くと、もりやが私のワンピースの裾に噛み付いて、必死で止めています。

も [天照大御神さまですよっ!?]

私 [あ~ま~て~ら~す~だ~と~???]




もりやよ。私は昨日確かに伊勢の内宮に参拝した。そこで「まことのこころで、おもうままに」っていう言葉も浮かんだ。




でも、それだけだよ。それで充分だよ。それだけでもすごいのに、今インナーセルフホームに天照大御神さまがいるとか…。それを鵜呑みに信じるほど、馬鹿じゃないから。あんなの、偽者に決まってんじゃんか!この日本刀で叩き切ってくれるわ!!




正体を明かしても、攻撃姿勢を崩さぬ私。天照大御神さまだと教えられた女性に向かって、なおも切りつけようと睨みつけていると…、急に足が地面から離れ、体が宙に浮きました。




いや、私が浮いたのではなく、もりやがワンピースの裾を噛んだまま、持ち上げたのです。落ち着かせようとしたのでしょうが、興奮している私には逆効果でした。

私 [ぎやあああああ!なにすんのよ!!!パンツが丸見えじゃないかあああ!!!おのれ、こんな恥をかかすとは、さてはお前も偽もりやだな!?]




手足をバタバタさせながら、無茶苦茶に日本刀を振り回します。

私 [離せ!!降ろせ!!お前も一緒に、成敗してくれ…]









ぱちっ




んんん?なんだ???目が開いちゃったぞ!もう一度インナーホームに…




行けねえええ!!なんでじゃあああああ!!!




どうやらシャットアウトされてしまったようで、何度か挑戦してみましたが、ホームへは行けませんでした。




んもう!結局、晴明神社へ行くかどうか、聞きそびれたし!




ブリブリと怒りながらホテルをチェックアウトすると、市営バスに乗るためにバスターミナルへと急いだのでした。







えええと…。

埼玉に帰ってきてから、土下座済みです(滝汗)。

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ゆるゆるっとヒーラーを目指しています(多分)。ただ今、順調に迷走中。

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