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回想録 86

墓石は、自分よりも遥かに巨大な石だった。これを退かせとm☆さんは言うのだ。




無理は承知で、墓石を抱えてみる。私一人が両腕を精一杯伸ばしても、石の周囲には全然足りない。




こんなの、一人で退かせるのか!?




考えても仕方が無いので、渾身の力を込めて、関取のように持ち上げてみた。




すると、巨大な墓石は、遠い空の彼方へと飛んでいってしまった。かなり重そうだったのに、発泡スチロールで出来た舞台セットのように、とても軽かったのだ。




墓石があった場所は、楕円形に跡が残っていたが、普通の地面だった。次は、その地面を掘っていく。少し掘ると、出てきたのは壷の蓋だった。墓石の下に埋まっている壷なんだから、やっぱり骨壷かしら…。




壷を地上へ取り出そうとしたのだが、先ほどの墓石とは対照的に、全く動いてくれない。まるで、根でも張っているみたいだ。仕方が無いので、クレーン車で吊り上げて、地面に下ろした。




出てきた壷は、梅干をつける時に使うような、茶色のカメだった。…こういうの、前にテレビで見た事ある。




かなり昔だが、異国の地で亡くなった日本兵の遺骨収集に密着した番組を見たことがあった。そのときも確か、こんなカメみたいな壷に、遺骨が入っていたっけ。




恐る恐る蓋を開けると、その番組で見たのと同じように、あちこち茶色く変色した骸骨が入っているのが見えた。




この骨に光を与えて復活させるのだが、どんなに光の玉を作って入れても、一向に復活してくれない。少々荒っぽいが、光を滝のように壷の中に入れ続ける事にした。




大量の光が流れ込むと、壷の中から女性らしき手が、ニョキッと生えてきた。さらに光を注ぎ続けると、頭・上半身、そして下半身と、徐々に復活してくれたのである。




20代後半から30代くらい、タイとかインドネシア系の女性だった。




地べたにドカっと座り、じと~っとした眼差しで、私を睨んでいる。か、かなり横柄な方ですな!




挨拶しようと近づくと

女 […酒]

私 [はっ!?]

女 [さ け!!]

ちょ…

横柄な上に、態度デカっ!!




思いつくまま、昔ながらの徳利(信楽焼きの狸が持っていそうなヤツ)と杯を渡すと、ひったくる様に奪い取り、ちびちび呑み始めた。




だがそのうち、杯を放り出すと、徳利からラッパ飲み&一気飲み…。一リットルほどの徳利は、すぐに空になったようだった。




[足らねえよ!]という睨みが突き刺さる。




もう一本、徳利を差し出したが、それもあっという間にラッパ飲みしたので、頭にきて樽酒を出してやった。おまけに野点のような赤い敷物と、お重三段重ねの豪華おつまみセットもプラスだ。さあさ、存分に呑みやがれ!!




酒宴の用意を見たとたん、わかりやすいくらい満面の笑みを浮かべる女性。喜んで飲み食いする様子を、しばらくボンヤリと眺めていた。




ふと、女性の胸に目が留まる。服に3~4センチほどの切れ込みが入っているのだが、その周辺が血で汚れていた。




…刺し傷?




じっと見つめて考え事をしていると、ようやく満足したのか、女性は酒盛りを止めた。

私 […どうして、亡くなったの?]

女 [刺された]

私 [誰に?]

女 [戦争… 刺された… 死んだ…]

そうだったんだ…。痛かったね。怖かったね。でも、もう大丈夫だからね。




胸の傷に手をかざして、光で癒していく。と、ヒーリングを受けている自分の目から、涙がボロボロと流れ出した。何がそんなに悲しいのか判らないけど、声をあげて泣きたくなってしまったが、セッション中なので我慢した。




傷が癒えたところで、女性を、もりやの隣に立たせた。これから両者を統合させるのだ。




「蛇から人に変わるかも知れませんね」と、m☆さんが言った。




そのとたん、女性の体から色が抜け、輪郭だけになると、どんどん巨大化し始めた。




人になる?もりやが?




冗談じゃない!そんなの嫌だ!もりやは蛇なんだ!来日ワークショップの時も、財布を無くした時も、蛇の姿で励ましてくれたんだ!蛇じゃなきゃ嫌だ!!




グッと頭を持ち上げているもりやと、同じくらい大きくなった女性が、もりやの体に、ス~っと重なっていく。




あっ!何言ってんだ私!こんな時に、そんなワガママ言ってどうする!思いっきりエゴを入れちゃったじゃないか…!!




反省しつつ見守ると、女性はもりやに重なった後、吸い込まれるように消えていった。




へ…へびのまま…か?




が、次の瞬間、もりやに大きな翼が生えたのだ。それは鳥の翼のようで、もりやと同じ純白で、とても美しかった。

私 「へびに、羽が生えました…」

m 「…生えちゃいましたね。おもしろーい!」

いやいや、かなり予想外ですが…。




新生(?)もりやに、お礼を伝えて、クリスタルヒーリングは終了した。

m 「なんだー、できてるじゃないですか!もっともっと苦戦するかと思ったのにー。でも、翼の生えた蛇なんて、ククルカンとかケツァルコアトルじゃないですか?」

私 「そ、そうですね…」

ククルカンも、ケツァルコアトルも、古代マヤ文明で崇められていた、蛇神様なのだ。蛇は、神の使いという考えは、世界各地にあるらしい。




ふらふらとイスに戻りながら、m☆さんに洩矢神や諏訪大社、洩矢諏訪子ちゃんのことを話してみた。

m 「え~!絶対行った方がいいですよ!その神社!」

私 「そう思います?」

m 「うん。だって、モリヤ スワコでしょ?それに、お参りに行くのも、一種のアフォメーションですからね!」

私 「そうなんだ…」

m☆さんが言ってくれるなら、前向きに検討してみようかしら…。




この後、少し話しをして、セッションは終わった。考えていた以上に、素晴らしいバースデープレゼントとなったのだった。







1~3月に清書作業から逃げていた時期に…だけじゃなくて、数年前ニコニコ動画に登録した当時にもなんですが、夢中で見ていたホラーゲーム実況にSIRENというタイトルがありました。

キャッチコピーは、「どうあがいても絶望」。発売当時、あまりにも怖すぎるCMだったので、放送禁止になるという、どうしようもなく救いの無いゲームでした。

なんで、こんなゲームに惹かれるのか、自分でも不思議で仕方が無かったのですが…。

このSIRENの舞台となったのが、羽生蛇(はにゅうだ)村でした。そして、この村で密かに信仰されていたのが、眞魚(マナ)教でした。


そういうのも、アリですか…orz

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Author:hisa0622
ゆるゆるっとヒーラーを目指しています(多分)。ただ今、順調に迷走中。

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